コラム13 退職後に控える「必ず出て行く出費と大きな出費」

 世の中には、知らないと損をする・知っていると得をする事がたくさんあります。FPの視点で皆様のお役に立つ情報を発信するコラムです!

65歳以上の無職世帯−支出と収入は?

世帯主が65歳以上の無職世帯のケースで考えて見ましょう。
一ヵ月あたりの平均支出は25万円前後、収入は夫が会社員、妻が専業主婦だった場合は月額22万円前後となります。22万円あれば十分生活が出来ると考えがちですが、リタイア後でも必ず掛かる出費を確認してみましょう。

リタイア後でも必ず掛かる出費

社会保険料(令和2年度支払)

◆年金収入264万円(月額22万円)青森のケース
夫:市町村民税課税、夫婦ともに65歳以上、夫年金204万円(月額17万円)妻年金60万円(月額5万円) 合計年額264万円月額22万円
●介護保険料 年間 172,200円(2人分)(夫104,100円・妻68,100円)
●国民健康保険料 年間 146,499円(2人分)
○合計 年間 318,699円 月額約26,558円

介護保険料が満額かかるので、社会保険料の負担はけっこう重い。
75歳以上の後期高齢者の場合は、健康保険料も介護保険料と同様に夫婦個別にかかってくる。

車関係費

居住地域にもよりますが、リタイア後も青森では車は必須かと思います。このため青森では交通費の比率が全国平均と比べると高くなりがちです。
ガソリン代・車検代・車保険・車税金・整備費用等、月にならすと20,000円前後はかかる可能性があります。

冠婚葬祭費

この年代になると、年に1〜2回大きくかかる事もあります。大きく出ていく出費を考慮すると月にならして10,000円は見ておいた方が良いでしょう。

上記3つの出費で月額56,558円。残り163,442円で生活していかなければなりません。

他にも次のような出費が予想されます。

  • 車買い替え費
  • 自宅リフォーム費
  • 子ども、孫費
  • 旅行費
  • 介護費用
  • 整理資金(身の回りの整理資金、葬儀費用、お墓・仏壇等)

預貯金や年金には限りがあるので、キチンと管理していく事がとても重要になります。